サジーに含まれている、ビタミン以外の美容成分は?注目のパルミトレイン酸やオレイン酸

2022/11/22

サジーは、200種類以上の栄養成分を含んでいます。
その中には、美容効果の高いビタミン類が多く含まれていますが、
ビタミン以外にも多くの美容成分が含まれているのです。
今回は、パルミトレイン酸やオレイン酸など
サジーに含まれているビタミン以外の
美容成分について解説していきます。


目次)

1)サジーのビタミン以外の美容成分って何がある?
2)パルミトレイン酸の働き
3)オレイン酸の働き
4)リノール酸とリノレン酸
5)まとめ


1)サジーのビタミン以外の美容成分って何がある?

サジーは、豊富なビタミン類を含んでいます。
主にビタミンA,C,Eを多く含んでいます。
ビタミンが美容に良いことは勿論ですが、
他にもたくさんの美容成分をサジーは含んでいます。
アミノ酸や不飽和脂肪酸など注目すべき美容成分がたくさんのあるのですが、
今回は、不飽和脂肪酸を中心に解説していきます。
 
不飽和脂肪酸とは植物や魚の脂に含まれていますが、
この不飽和脂肪酸は赤ちゃんの肌に最も多く含まれており、
肌の弾力繊維を形成しています。
不飽和脂肪酸は、年齢とともに減少していき
肌の弾力が不足していきます。
この不飽和脂肪酸には、「パルミトレイン酸」「オレイン酸」
「リノール酸」「リノレン酸」があります。
それぞれどのような役割をしているのか?
美容にはどのような効果があるのでしょうか。


2)パルミトレイン酸の働き

パルミトレイン酸は、別名オメガ-7と言われています。
このパルミトレイン酸を食品の中で
最も多く含んでいるのはサジーです。
パルミトレイン酸は、皮膚を構成している成分で
加齢による老化を防止する効果を期待できます。
肌の弾力を保つ為に必要な皮脂もパルミトレイン酸が補ってくれるのです。
肌の弾力が向上することで、シワなどのたるみの改善にも繋がり
美容には欠かせない成分です。
サジー以外で、このパルミトレイン酸を多く含むのは、
マカダミアナッツです。マカダミアナッツの美容が流行したのも、
このパルミトレイン酸を多く含んでいるため人気を集めました。
パルミトレイン酸は別名「若さの脂肪酸」と言われるほどです。


3)オレイン酸の働き

オレイン酸の働きは、シミやシワ、ニキビなどの肌トラブルの原因となる
活性酸素の生成を防いでくれます。
肌トラブルの様々な原因を防ぎ、綺麗な肌の維持する働きもしてくれます。
皮脂の41%はオレイン酸で構成されています。
皮脂は、肌を外部からの刺激から守る役割を果たします。
この皮脂のバランスが崩れると、乾燥肌、脂性肌など
偏った肌になってしまいます。
皮脂のバランスも必要という事ですね。
 
他にもオレイン酸は肌を柔らかくし、
角質のつまり等を防止いてくれる役割もします。
以上のような働きをするオレイン酸は、サジーにも多く含まれています。
アンチエイジングとしても様々なスキンケア用品になっているので、
綺麗な肌には欠かせない成分の一つです。


4)リノール酸とリノレン酸

リノール酸には、保湿や抗炎症作用があり
美肌作りには効果的な働きをします。
角質から水分が蒸発するのを防ぐだけでなく、
肌をなめらかにしてバリアするという作用もあります。
リノレン酸がしっかりと補給された肌は、
シワ、シミ、たるみ、肌荒れ、ニキビ等、
様々な肌トラブルを改善する効果が期待できます。
また、傷んだ細胞自体に働きかけて修復してくれる為、
角質層から、肌内部の血管まで健康にしてくれると言われています。
サジーにも含まれているリノール酸とリノレン酸ですが、
オレイン酸やパルミトレイン酸同様に
不飽和脂肪酸の1種で美肌をつくるのにかかせません。


5)まとめ

サジーに含まれているパルミトレイン酸や
オレイン酸、リノレン酸、リノール酸をご紹介してきましたが、
どれも美肌には欠かせない成分ですね。
すべて不飽和脂肪酸の仲間ですが、
不飽和脂肪酸は美肌になる脂肪酸です。
例えばこの不飽和脂肪酸は馬油にも含まれている成分です。
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